ダンボールや竹串などの身の回りの物で簡単に
歩くゾウを作れれば、今後子どもとも一緒に作れると思い挑戦。ただ結果としては上手くいかず!!失敗点をまとめる事で今後の工作に活かせるようにまとめる。
何が原因で上手くいかなかったのんだろう?
作成したかった歩くゾウさん
前足が動いて歩くゾウさんDCモータとプーリ(s)セット(TAMIYA)を使用して、あとはダンボールと竹串だけで簡単に作れるゾウさんを目指した。
(駆動部)
モータの駆動をプーリ4個で変換する。ギア比は約202:1。これにより下記表のように回転数を1分間に約34.4回転。トルクを1216.8(g・cm)に出力を変換。ゾウさんの重さは約180gの為、駆動トルクは足りる。
(構造)
上記よりモータ駆動をゾウさんの前足に伝える。伝わった駆動は下記図のように回る。これによりゾウさんが前に歩くようなる。
失敗点
下記図のベルト&プーリ部が空回りすることが判明。プーリだけが周りベルト(輪ゴム)が駆動しない。。。ゾウさんを地面に置かず、負荷が無い場合は前足は回転する。
ベルトとプーリの摩擦力がゾウさんの体重負荷に対して負けて滑ることが失敗の原因である。
気づき
この輪ゴムのようなベルトのプーリでは20〜30g以上の負荷には向かないと考える。
ベルトに歯などの引っかかりが有れば、もっと高負荷での駆動でも使えるが、今回のプーリでは難しい!!
今回のプーリでもベルト(輪ゴム)の引っ張りを強くすると、今回の失敗原因である空回りに対して有利である。
しかし、ダンボールで作っていることもあり、ベルト(輪ゴム)の引っ張り力を耐えれない可能性もある。さらに、ベルトの張り具合の再現性が難しく、誰でも簡単に作れるからコンセプトから外れる。
100gを超える今回の負荷には向かないと判断!!
NEXT
購入品のギアボックスで歩くゾウさんに再挑戦する。これにより100gを超える負荷の構造知見を増やす。